2010年11月21日日曜日

翼を休めるYS-11

一日の運航を終えて、エプロンに翼を休めるYS-11。

退役まであと2ヶ月となった7月の空は、午後8時近くなってもほんのり明るさを残している。

■機体メモ
JA8768は製造番号2147のとおり、147番目の機体で、製造直後インドネシアでしばらく飛んでいましたが、その後日本に里帰りし81年からTDAでフライトしていました。その後500型に改修されました。

この機体は2006年9月30日福岡→鹿児島のラストフライトを行った機体でもあります。退役後フィリピンに売却されましたが、その後バンコクの航空会社に売却、現在はバンコクでストアされている模様です。



撮影DATA:
露出時間(秒),1/5 F値,4.50 露出プログラム,ノーマルプログラム ISO感度,200 測光方式,中央重点平均測光 焦点距離(mm),62.0

出発準備完了!


電源車や空調車も接続完了。静かに出発の時間を待つYS-11。
ダートエンジンに火が入るまであとわずかだ。

■機体メモ
この機体JA8771は製造番号2149日本航空機製造YS-11-500型です。

1970年に日本エアシステムの前身、日本国内航空に-200型として納品、その後東亜国内航空発足後に -500型に改装された機体です。
1988年からは日本エアコミューターにリース。
以前は"あきよし"という愛称がついていました。

2005年に退役し、現在はマニラ国際空港内の航空学校で教材として余生を送っています。(Google Earthでは2009年の画像にまだその姿が確認できます。
撮影DATA:
露出時間(秒),1/750 F値,4.60 露出プログラム,ノーマル ISO感度,100 測光方式,パターン測光 焦点距離(mm),13.6

奄美の空の下


9月に入ったとはいえ、まだ奄美には夏の陽射しが輝いている。青い空に白い機体の白がまぶしい。

これだけ強い太陽の光の下ではコントラストが強く出過ぎるために、敢えてモノクロで仕上げてみました。色彩豊かな航空機をモノクロで表現しようというのは結構勇気がいるとともに、モノクロの難しさを感じます。

撮影DATA:
露出時間(秒),1/500 F値,22.00 露出プログラム,シャッタースピード優先AE
ISO感度,200 測光方式,中央重点平均測光 焦点距離(mm),18.0